旧国道13号線 栗子峠

山形側

その5
(栗子隧道山形側坑口前)


栗子峠福島側を攻略したおばらさんと管理人は続いて
山形側から隧道へのアプローチに挑むことにした。
疲労困憊の体に鞭打って再び戦いが始まる・・・

ついに栗子隧道山形側坑口前に辿り着いた!
ここをフィニッシュできれば万世大路探索も”成功”となるため気合が入ります。





↓↓↓米沢砕石付近の地図↓↓↓
mapion

通行日
2004年5月2日
走行レポート


※レポート中の写真をクリックすると大きな写真(640×480)が見れます。


(概略図をを作成しました。レポート中の番号は概略図の番号に該当しています。)
概略図はこちら




33 地点
相変わらず荒れた道が続いている。
人が通わなくなってからの歳月は路面上に生えた木が教えてくれる。





34 地点
そうした中にもご覧のように現在でも立派にその昨日を果たし続けるものもある。
ここには石垣とコンクリでしっかりと施工された暗渠が雪解け水を
とうとうと流し続けていた。




35 地点
そうしてついに現れた最後のヘアピン。
このヘアピンの部分には右の写真のように大量の瓦礫のようなものが
うず高く積まれている。
これは栗子山隧道(明治の隧道)の掘削の際に出た
瓦礫をこの場所に廃棄したものだ、という説があるという。
かなりスケールがデカイ。




36 地点
ここを登ったら隧道が見える・・・ことを信じて最後のヘアピンを登る。
正面には巨大な「雪の広場」とも言えるような残雪に覆われた
非常に広い空間と、聳える絶壁。
これまたスケールがデカイ。
残雪の下には「川」が流れているようで、ルートを間違えばボチャンである。
慎重にかつ大胆に足を乗せる場所を決めながら進む。




さあ、最後の段に突入だ!





37 地点
最後の段に突入すると正面に何か見える。
あれは・・・




38 地点
「あーー!!」とか「うおーー!!」などと叫んだかも知れない。
しかし、ついに到着した!あそこに見えるは紛れも無く
「栗子隧道」だ!
そして撮り逃したが隧道が貫いているこの山の雰囲気、まさに言葉は要らない。
ちゃんとした写真はぜひとも同行したおばらさんの「猫とか、旅とか?」様を見てほしい。
これは必見ですよ!





足早に栗子隧道に向か・・・いたいのだがご覧の通りの罠がたっぷりの
残雪が最後の砦となっている。
ああ、でももういいや。とにかく早く隧道を近くで見たい。




39 地点
かくして隧道の前に辿り着いた、ふぅ。
左の坑門があるのが昭和の「栗子隧道」
右の自然洞窟チックなのが明治の「栗子山隧道」
では、最初は明治から行きますか!



つづく
(栗子山隧道内部)




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