県道12号線 八木沢峠 旧道 (後編)
その6
[23]地点〜[27]地点
県道12号原町川俣線、相馬郡飯舘村と原町市の境には八木沢という峠があります。
現県道は八木沢の集落から一直線に峠へ登り、大きなカーブを描きながら原町市に下ります。
昭和52年に国有林を切り開き、現在のルートが完成しましたがそれ以前は
くねくねとした道にきついヘアピンカーブを兼ね備えたそれはそれは険しい道だったようです。
その旧道の全貌をレポートします。
↓↓↓八木沢峠の場所↓↓↓
通行日 2003年9月28日
走行レポート
レポート中の番号はすべてこちらの「概略図」と対応しています。
※レポート中の写真をクリックすると大きな写真(640×480)が見れます。
[23]地点
もう一度色々と考え下した決定は・・・やはり前進あるのみ!
地形図によれば1つ目のヘアピンは前半のそれよりもカーブが緩めに描かれて
いることからヘアピンはもう少し先にあると予想し進む。
段差を注意深く降り沢に足を付けないようにして突破、そして藪漕ぎ。
少し進むと写真のように心なしか藪が収まって来たような気が・・・
[24]地点
するとそこには道がありました!
やはりこちらで正解だったようです。
そしてようやく待望のヘアピンに到着するとガードレールが
お出迎えしてくれました(T-T)
ヘアピンを過ぎるとまたまた藪漕ぎですがこちらはきちんと
道形が分かった上でのものなので安心(*^_^*)
ここまで来るともう藪漕ぎ自体は楽勝です(^_^)v
楽しい楽しい(?)藪漕ぎを終えるとなんとも
「道」らしい「道」が現れました。
[25]地点
「道」を満喫しながら進むとあっさりと2つ目のヘアピンが。
2つ目のヘアピンを過ぎるとさらに道は回復。
草さえ刈り取って管理すれば車道復活もありえるレベルです。
と、いうかこの状態でも車入れますね(^^)
[26]地点
そして3つ目のヘアピン。
このヘアピンのみ頭上の木々が開けて開放的な感じです。
明るい^^
[27]地点
続けて4つ目、このあたりまで来るとついには轍まで現れます。
後半は前半に比べてヘアピンから次のヘアピンまでの距離が
短いのも特徴です。
また前半にはいくつも存在した標識の類も一切なく、写真左側に写っている
黄色と黒の縞模様の物が唯一の道に関する標示物となっています。
(マウスを写真に乗せると拡大されます。)
(比較的)良好な路面状態を保ちながら現道へ向かいます。
つづく
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