旧国道13号線 新沢橋

その1


猪橋跡、日向橋を越えると深い沢を一気に渡る立派なアーチの曲線が見えてきます。
現道からもその美しい姿を見ることが出来る「新沢橋」です。
新沢橋は昭和の大改修時に新規に竣工された橋で、それ以前はもう少し北側に
旧「新沢橋」がかけられていました。現在では橋桁のみの姿となった”旧”橋も合わせてレポートします。





↓↓↓新沢橋の場所↓↓↓
mapion

通行日 
2004年5月8日
走行レポート


※レポート中の写真をクリックすると大きな写真(640×480)が見れます。


(この区間は地図に掲載されていないので概略図をを作成しました。
レポート中の番号は概略図の番号に該当しています。)
概略図はこちら




1 地点
猪橋跡と日向橋を超えて進んで来ました。
旧道は藪化しながらも細々と峠へ向かって続いています。




旧道上にはごらんのように電柱が通っており、先ほどの
フェンスの切れ目はこの電柱の保守の為に設けたものでは?
という気がしてきました。




2 地点
そしてしばらく現道隣の法面の上を通ってきた旧道も
ここでついに山側へと進路を取ります。
本当の意味での峠越えはここから・・・気合を入れてGO!
(って言ってもここを探索している時点ではすでに峠は踏破した後なんですけどね(^o^;)




そして山側へ進路が変更されるとそこにはかつて繁栄を極めた国道の姿、
細い木々、草が生えて荒れてはいますがはっきりと当時の路床が
浮かんで見えるようです。




3 地点
しかし少し進んだところでは崩落が進んでいました。
法面を補強していたはずのコンクリやら法面の岩やらが
ゴロゴロと転がっています。
しかもこの落石・・・非常に大きな岩です。
一個でどのくらいの重さがあるのか想像もつきません。
石垣の大きさと岩を比べてみてください・・・大きいでしょ??(-_-;




谷側の植物の切れ間からついにその姿を見せた新沢橋の姿。
実はこの姿は現道からも見ることが出来ます。
旧道沿いの大規模な遺構では唯一現道から見ることが出来ます。




山側の法面ではごらんの通りの大崩落が再び。
これまたすごい量の岩石です。




岩石には苔が生えているものも多く、結構崩落からは時間が
経っているような感じでした。




そしてついに新沢橋の袂へ到着です。
早速渡り・・・とその前に




4 地点
この袂からは明治時代に作られた初代万世大路の道が分岐しており、
その先には旧新沢橋跡の橋脚が残っています。
新沢橋を渡らずにまっすぐの方向に伸びるのがその道です。(新沢橋は写真左側)
探索時はまず最初に「旧」新沢橋の東側へアプローチしましたが、
皆さんはいかがしますか?(^^)



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新沢橋 その1 / その2
旧新沢橋 東側1 / 東側2 / 西側



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