国道13号線 猪橋&日向橋

その1


中野、大滝トンネルによる旧道探索を終えるとそこから先は現道と旧道は
一度も交わることなく一路、峠を目指します。
その長い道のりの序章、大滝第二トンネル袂から延びる旧道上に猪橋跡と日向橋はあります。
もはやほとんど線形の失われたこの区間のレポートです。

※旧猪沢橋と旧大路橋の名称は平行して走る現道の橋名から便意上呼んでいるもので
正式な旧橋の名称とは異なるかも知れません。
以上ご了承下さい。(正式な名称を知っている方はご一報をお願いしますm(_ _)m)


(2010年7月追記)
※大滝ご出身の伊藤様より旧橋の名前はそれぞれ「猪橋」「日向橋」であると
情報を頂きましたため、レポート上の名称の変更および内容を修正しました。
ありがとうございました!






↓↓↓猪橋跡&日向橋の場所↓↓↓
mapion

通行日 
2004年5月8日
走行レポート


※レポート中の写真をクリックすると大きな写真(640×480)が見れます。

(この区間は地図に掲載されていないので概略図をを作成しました。
レポート中の番号は概略図の番号に該当しています。)
概略図はこちら




1地点
さて、前回は大滝第二トンネル脇の旧道を辿ってきました。
ここは大滝第二トンネルの西側坑口袂、写真右側に少し写っている
コンクリートの壁が大滝第二トンネルです。
旧道は現道を横断するようにして続いています。
現道の猪沢橋上から見るとトンネル脇に
何やら橋台のようなものが見えます。
mapion




近づいてみるとこれは明らかに過去、橋がここにかかっていた
であろう痕跡がありました。
そして対岸には




石垣で作られたと思われる橋台跡が確認できます。
これが猪橋(猪沢橋の旧橋にあたる)跡だと思われます。
さらにそこから写真左側に続く旧道の線形も見えます。




この場所から振り返る。
車が止まっている場所から奥に続くのは
「大滝第二トンネル 旧道」のレポで調査した区間です。




さて、先に進みましょう。
ここは橋が無いので橋跡から少し回りこんで沢を渡ります。




沢に降りたところです。
写真左奥に見えるのは現道の猪沢橋。
橋ではありませんが写真右にも人工のものと思われる
石積みが写っています。




対岸に渡ってくると変な管が敷かれていました。
片方は沢へ、片方はどこへ?




2地点
そして橋跡の対岸。
大滝第二トンネル西側坑口が見えます。
向こうから見たときと同様に石垣で施工された
橋台跡が見えます。
(写真にマウスを乗せると石垣のアップ画像になります。)




橋跡を過ぎると旧道は草に埋もれていました。




3地点
上を見上げればきっちりと石垣で補強された法面が望めます。



つづく



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