国道399号線 摺上川ダム建設区間
その3
福島市茂庭、国道399号線沿いを流れる摺上川流域にダムが建設されています。
それに伴ってR399は付け替え工事が進んでおり、
さらにそれに伴ってその先の鳩峰峠方面へも道路整備の為、通行不能となっています。
現在はダムの堤体は完成しておりますが、まだ貯水前であることから
水没の運命にある国道を調査しました。
恒例のダムレポ第3弾です。
↓↓↓摺上川ダム建設現場↓↓↓
通行日 2003年6月29日
走行レポート
※レポート中の写真をクリックすると大きな写真(640×480)が見れます。
仮設道路と旧国道合流からさらに進みます。
写真奥の高架橋は工事用道路と思われます。
このあたりは現国道でありながら水没するということでまったく整備
などされないんでしょう。いたるところにくぼみがあり
写真のように水溜りが出来ています。
川幅が大幅に広がっており先ほどの旧国道と同じような状態となっています。
しかしさきほどよりは幾分水位は余裕があり安心感が違います。
またまた振り返るの図。
よく見ると電柱まで水没しています。
大分昔に設置された表示物のようです。
この区域に住む人がいない今、誰にも見られなくなった
こういった物は郷愁が漂います。
こういったような「国道の橋」ももちろん使われていますが、なぜか
銘板などははずされていました。
どこかへ持っていって保存するんでしょうか?
道にはまだ横断歩道のペイントが残っていました。
現在でこそ、まわりには荒涼とした風景しか広がっていませんが
かつてはここに生活があったことを思わせる証拠です。
橋、集落跡、橋・・・と何かを越えるたびに山深さを増していきます。
つづく
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