旧国道13号線 新沢橋〜飯坂スキー場跡

その4


新沢橋を越えるとヘアピンの連続で一気に高度を上げ、いよいよ峠道らしくなってきます。
連続ヘアピンとその道の雰囲気はいかにも「旧道」で旧道マニア?の管理人としては
非常に感慨深い道となっていました。
殉職警察官の碑〜明治万世大路(旧新沢橋西詰への道)との合流、そして
警察官殉職の地を経て、飯坂スキー場跡のアクセス路
(現状では栗子峠への一般的なアクセス路となっており、
現道の東栗子トンネル脇から万世大路へアクセスできる道)
との分岐点までをレポートします。






↓↓↓連続ヘアピンの場所↓↓↓
mapion

通行日 
2004年5月8日
走行レポート


※レポート中の写真をクリックすると大きな写真(640×480)が見れます。


(この区間は地図に掲載されていないので概略図をを作成しました。
レポート中の番号は概略図の番号に該当しています。)
概略図はこちら




29 地点
そして最後のヘアピン。
ここを過ぎればあとは緩やかに高度を増しながら
飯坂スキー場跡を目指すだけです。




ヘアピン最上段にて。
路肩に石段を発見、これは・・・
(写真にマウスを載せると石段の拡大画像が見れます。)




30 地点
石段を上った先には何かの土台だったような跡と
花などを供える筒が落ちていました。
ふと、新沢橋の袂で手を合わせた慰霊碑にあった記述を思い出し、
これが元々慰霊碑のあった場所なのでは?
というのは想像ですが、大体位置関係も合っていますし
おそらく間違いはないでしょう。




万世大路を見下ろすの図。
写真左側が福島側、右側が米沢側(進行方向)。
真冬の容赦なく降り注ぐ豪雪と風と寒さと戦いながら
二ツ小屋を目指した警察官が力尽きた場所。
今の季節からは想像もできない過酷な自然環境。
何か規模は違えどやはり明治時代に起こった
八甲田の雪中行軍を彷彿とさせました。




慰霊碑跡に手を合わせ石段を降りる。
慰霊碑跡(写真左側の緑の中)を振り返って
再びしっかりと手を合わせてこの先の探索の安全を祈りました。




さて、ラストスパート行きますか!




31 地点
ラストスパートと言いながらなんだか
山登りレポっぽくなってますねー
なにかアクセントが無いと書くことに困ります(汗)




おっ、と沢がありました。
しかも石垣のようなもので補強されているっぽい?
なんだか草でよく見えませんが・・・




32 地点
沢の水で削られてしまったのか、道幅はこれだけ(^^;
車どころか馬車でも通れませんよ、万世大路さん。




一番細い部分に立ってみました。
丁度、足2本分ですね。
仮にも昭和41年までは車道だったのに・・・



つづく



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