国道13号線 高平隧道 旧道
その1
国道13号線を福島市内から米沢方面へ車を走らせるとある、高平隧道。
地図上では現在(2004年)でもこのトンネルに旧隧道があるように書かれています。
他サイト様等からの情報で、この旧高平隧道は既に砕石事業によって失われてしまったようです。
今回はその隧道とそこに至る道に遺構が無いか?を調べてみました。
↓↓↓高平隧道の場所↓↓↓
通行日 2004年4月17日
走行レポート
※レポート中の写真をクリックすると大きな写真(640×480)が見れます。
国道13号線を米沢方面に向かうと、登坂車線の途中、
高平隧道手前から旧道が分岐します。
「国道13号線 旧道〜夏」でもこの区間はご紹介しましたので軽く・・・
(写真は2003年6月のものです。)
しばらく集落の中を走ると最後の民家のところで現道への連絡路が
分岐します。旧道はこのまま直進です。
(写真は2003年6月のものです。)
さて、今回(2004年4月)はここから探索を開始します。
上に見える白い帯は現道のガードレールです。
ここには沢山の廃車があります。
前回、ここには犬が放し飼い(といっても可動式のワイヤーに繋がれてはいましたが)
にしてありとても怖い思いをしましたが(管理人は犬嫌い)
今回はなぜか犬がいない!嬉しい(^^)
看板には「サル害予防のため犬をおきますのでここから先の
車の進入はしないで下さい。」
そう、ここには福島市では数多く点在している「果樹園」が
あるのです。しかし、果たして犬で防げているんでしょうか?
それではいよいよ旧道に入っていきます。
正面のゴミが散乱しているところから道は右にカーブしています。
(写真にマウスを乗せると2003年6月の写真が見れます。)
曲がったところ、道は元幹線国道だったとは思えないほど荒れていました。
しかし、季節的に下草は本当に少なく、視界は良好です。
路肩は滑らかになっており、すでに結構沢までの高さがあります。
慎重にあまり路肩によらないように気をつけます。
右カーブして現道の下を通る部分、写真奥に現道の高平隧道が見えます。
そしてここには写真のように赤茶け、朽ちたガードレールが残っていました。
これこそ幹線国道の証ですね(^^)
道はこの後、現道から離れて一路旧高平隧道跡を目指します。
つづく
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