国道13号線 大滝第ニトンネル 旧道
その3
中野第一トンネル、第二トンネルを通過するとかつて万世大路の建設基地として、
また歴史の観光地として賑わった「大滝宿」があります。
今回は大滝宿内を通っていた旧道、現在の大滝第一、第二トンネルによって
バイパスされた区間をご紹介しましょう。
大滝宿を過ぎると旧道は現道の西川橋の下、旧西川橋の袂から真の姿を見せ始めます。
以前、夏場退散した激藪道に挑みます。
メインである峠区間旧道の前、最後の旧道レポです。
※本レポートは夏の写真と春の写真が入り乱れております。
継ぎ接ぎなレポートですみませんm(_ _)m
↓↓↓大滝第一トンネルの場所↓↓↓
通行日
2003年6月29日、2004年4月17日
走行レポート
※レポート中の写真をクリックすると大きな写真(640×480)が見れます。
(この区間は地図に掲載されていないので概略図をを作成しました。
レポート中の番号は概略図の番号に該当しています。)
概略図はこちら
8地点
その崩落現場ですが、最初の瓦礫がゴロゴロとしているところを
過ぎると、次は土砂が「ドサーッ」となったような感じで崩れてます。
写真右側の白いものは残雪です。
もう4月も中旬を過ぎたとは言え、このあたりは標高が若干高いため
日陰になっている部分には結構残っているのです。
9地点
崩落地点を抜けると一変、穏やかな道に。
このあたりは道幅も現役当時のそのままに近いと思われ、
旧道を満喫できる数少ない区間です。
谷底を見ると結構残雪がありますね。
この探索後、おばらさんとの栗子峠調査が5月初旬に控えていたので
この地点での残雪の量にふと不安を覚えながら進みます。
なんとか5月までに少なくなりますように・・・(-人-)
(結果としては無事に生還できたので良かった〜(^^))
10地点
そして再び現れた廃区間、植物(枝)が縦横無尽に
路面をのた打ち回り、ついでに落ち葉の絨毯でフカフカ。
11地点
続いては幹の太い「樹」のバリケードと落石のコンビネーション。
ここで西日が・・・ということは残りはトンネル脇まで一直線ですね。
K地点
そして無数の落石(岩)の攻撃。
darkは100のダメージを受けた!(^^;
少し行くと轍が現れ、奥に橋が見えてきました。
L地点
そして大滝第二トンネルの米沢側坑口脇に合流です。
大滝第二トンネル米沢側坑口です。
写真右側のコンクリ舗装の部分が今来た旧道。
そしてさきほどは合流と言いましたが正確には「交差」です。
旧道は写真左側のガードレールを越えたところに存在しています。
そしてこの交差を最後に旧道と現道が再び出会うのは
峠を越えた山形県刈安地区にて、です。
(が、栗子隧道が閉塞しているので実質上は分断されています)
いよいよ、ここからが栗子峠越え区間の始まりというわけですね。
「大滝第二トンネル」 竣工 1965年1月 延長504m
M地点
現道の猪沢橋から旧道を見るの図。
写真のコンクリは旧道の路肩で写真の沢には橋台跡
があります。猪橋跡です。
というわけで次回より、いよいよ峠区間レポの始まりです。
つづく
(猪橋&日向橋)
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