県道6号線 三森峠旧道 FINAL

その2

寂れた旧道の姿、峠のトンネル、管理人にとって
常にBEST OF 旧道だった三森峠。
そんな三森峠もついに・・・It's FINAL!




↓↓↓三森峠の場所↓↓↓
mapion

通行日
2005/05/22

走行レポート


以前のレポをご覧頂くとより楽しめます。
こちらからどうぞ↓
前々回レポ(2001、2003年)
前回レポ(2003年)


※レポート中の写真をクリックすると大きな写真(640×480)が見れます。




ウネウネとヘビのように蛇行する旧道。
前回のレポではこの風景を見て
「旧道の再生」の予感を感じましたが、今回のこの状況は・・・
旧道に、峠にいったい何があったのか?
不安が募る。




切り通し。




舗装が無くなり、土の路面になったことでこれまでの
ひび割れたアスファルトの醸し出す無機質感&悲壮感が無くなり
路面と植物達が一体となって非常に穏やかな場所と化しています。
穏やか過ぎてなんだか眠くなりそうな・・・?




この道の開通当初からの法面と思われる石垣と
2003年に施工された真新しい法面。




旧道は全線に渡ってガードレール、標識の類は
撤去されていますが、以前からガードレールのさらに外側に
あった旧ガードレールだけはまだ健在でした。
現在、御年42歳であらせられますね。
(写真にマウスを乗せると拡大画像が見れます)






ヘアピンでの高度稼ぎを止めた旧道は進行方向を
旧隧道へ向けて東進します。
路面が土になっていること以外は至って
いつもどおりの峠道です。




あのカーブを曲がれば隧道のはず。




はず・・・・あ、あれ?




なんと!隧道は息絶えていた・・・
死因は埋め戻しによる「窒息死」と断定します。

隧道の最上部のみ土砂の上に出ていますが、
完全なる閉塞に見舞われています。
付け入るスキさえ無し。

終わった・・・




土砂の斜面を駆け上がり隧道上部を確認。
銘板すらしっかりと埋められており、確認できませんでした。
一本塩ビパイプが突き出ていましたが
これは隧道の空気穴なのか??
ダメ押しで内部を撮影してみましたが何も写らず(-_-;

ざ、残念・・・まさかこんなことになっているとは。。。
ま、まだだ!まだ郡山側を見るまでは・・・・
darkは一路郡山側へ向かうのだった!

(・・・なんて書いてますが実は郡山側は既に探索済みなのでした。
なんというか、レポの流れ的に郡山側で終わらせたかったんでw)




**おまけ**



旧道の途中に打ち捨てられていた補助標識です。
なんだこりゃ?と思って良く見ると・・・
「エンジンブレーキ」でした(^^;
標識の類は全て撤去されたのになぜこれだけが
取り残されてしまったんでしょうね。。。
(写真にマウスを・・・略)
ちなみにこの補助標識、2003年の時点では↓でした。



(2003年11月撮影)

「すべりやすい」の下に付いてるヤツがそうです。
(写真にマウスを・・・略)
錆びて空いた穴の場所も同じなので
おそらく同じ物でしょう。




長年ドライバーに「エンジンブレーキ」を推奨し続けた
功績を称えて、ちゃんと見えるようにしておきましたw
(写真にマウスを・・・略)



つづく(郡山側へ)



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