国道13号線 中野第一トンネル 旧道
その1
ここ、福島市中野地区には中野第一トンネル、第二トンネルの二つのトンネルがあり、
それまでの沢(と言っても遥か下)と崖に挟まれた隘路を立派にバイパスしています。
まずは最初のトンネル、第一トンネルの旧道をご紹介。
↓↓↓中野第一トンネルの場所↓↓↓
通行日 2004年4月17日
走行レポート
※レポート中の写真をクリックすると大きな写真(640×480)が見れます。
旧山神橋跡の米沢側です。中野第一トンネルの旧道は
前方に見える山神橋の下をくぐって続いています。
(なおこの場所は地図には示されていないので概略図のD地点を参照)
それでは先に進んでみましょう。(地図の点線がこの道です。)
すると法面が石垣で処理されていました。
新しそうな電柱と相まって吉。
旧道は荒れていますが植物が道に迫り出してないため、
通行には全く支障はありません。
ここには無数のゴミが散乱していました・・・
ゴミは・・・(以下略)
ここは山神橋の丁度真下になっています。
こうして見ると実際に国道を走っている時には気付きにくいですが、
こんなにも深い谷をこんなに長大な橋で無数に渡っているなんて・・・
と改めて実感させられる風景です。
何事も表面ではなく「裏側」が大切、ということでしょうか(^^;
少し進むとカーブしているところになんとも巨大な岩の切り通しが・・・!
切り通し全景。
おそらく明治時代に万世大路が開かれた時のものでは
ないでしょうか?
これだけの高さの巨大な岩の壁を、工事に駆りだされた
工夫達がノミと金槌?で「カッツンカッツン」と掘っていったのか・・・
しかしその道も今はこの有様、今ここを通るのは
自分のような物好き(笑)と電線のみ。
それではありがたく通らせて頂きます、と心の中でつぶやいて通過。
今度は大規模な法面処理、高いところを現道が通っています。
丁度、トンネルに入る少し前あたりだと思われます。
このあたりが一番植物の密度が濃いですかね。
(写真にマウスを乗せるとこの法面を見上げた画像が見れます。)
一定の幅員がなぜか確保されている旧道。
・・・!と進行方向右側(北側)に段差を発見、なんだ?
と思い段に上がってみると、そこには写真のように
中心に飾り石?のようなものが置かれ、周りを石で
囲われた楕円形の空間が。
これってどう見ても「池」に見えるんですけど・・・
これって出水口じゃないでしょうか?
もしくは排水口?どちらにしてもこれが池であった可能性は
高そうです。が、なぜこんなところに・・・?
まわりに民家は無いし、昔の休憩所?謎です。
こうしてウロウロしていると、ふと、人の気配を感じた気がしました。
結局誰もいなかったんですが・・・さっさと先へ進みますかね。
つづく
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