県道6号郡山湖南線 三森峠旧道

郡山側 その1

県道6号郡山湖南線三森峠は福島県郡山市にあり、多田野(郡山側とします)と湖南を結ぶ峠です。
風越峠同様に現在ではここに三森トンネルが開通しており、通行は比較的容易になっています。
が、峠のすべての区間がこのトンネルによって通過できるという訳ではないので、
冬季などは気をつける必要があります。
さてこの峠にも旧道が存在しています。ここの旧道は「三森隧道」というトンネルで抜けていますが、
現在は通り抜けは不可となっています。また郡山側で土砂崩れが2箇所も起きている上に、
峠の入り口ががっちりガードレールで閉じられている為、このトンネルへ行くには湖南側から2輪のような
もので行くか、郡山側から徒歩、自転車などでアプローチする必要があります。
ちなみに郡山側入り口からは徒歩で30〜40分ほどかかりますが。。。 ̄口 ̄;)




↓↓↓三森峠の場所↓↓↓
mapion

通行日 2003年3月26日
追加レポート

今回は郡山側からと湖南側からの2回に分けて隧道へのアプローチをしました。



※レポート中の写真をクリックすると大きな写真(640×480)が見れます。


まだ、残雪の残る、しかし確実に春が近づきつつある三森峠旧道。
旧道分岐後〜その2冒頭にあるヘアピンカーブまでの
レポートしていなかった区間を追加レポートします。




旧道の分岐地点です。
旧道は右側に見えるガードレールの方向にカーブ後、
左方向にカーブし写真右上に見える吹きつけに沿って登って行きます。



右カーブ後の写真です。
再びガードレールがありますがこちらのものは1つ目のものと違って
隙間はかなり狭く、完全にふさがれています。



ガードレールを越えて行くと路面が川のようになっています。
写真右側には側溝がありますが、そこから勢い良く水が溢れ出しています。
丁度雪解けの季節ということもあり水量がかなり多いです。
(夏季はもう少し少ないですが・・・)



実は先ほどの旧道分岐以外にも新道の三森大橋のたもとから
この付近へショートカットするダートの道があります。
夏季には草で覆われ獣道程度になってしまいますが・・・



かなり見づらいですが、写真中央付近に「三森トンネル」が見えます。
ところでこの旧道区間はほとんどがガードロープになっているので
写真のように植物のからまりがものすごいです。



石垣からは木が生え始めています。
夏になるとかなり緑深くなります。



途中で見える旧道からの三森大橋です。
こちらから見るとものすごく深い谷にかけられた
橋だということが分かります。
旧道はこのような谷を回りこむように
山にへばりつきながら進みます。



しばらく行くとその2冒頭のヘアピンカーブに到着です。
と、ここで丁度残雪により自然通行止めです。
ガードレールが左にカーブしていっているのが分かるでしょうか。
写真左上付近の斜面が崩落しています。



もうすでに木の芽も吹き始めています。
しかし旧道には春はまだもう少し早いようです。



その2へ続く・・・


三森峠旧道 メニューに戻る

道部屋に戻る

トップに戻る