国道49号線 藤峠 旧道
その4
藤峠は国道49号線柳津町にあります。
現在は藤トンネルで峠を意識することなく快適にスルー出来てしまいますが、
この区間には七折峠などと同様に国道49号線の一次改築で旧道化した峠が存在します。
現在、その区間にある「藤峠」はどうなっているのか?ある意味で危険な目?
にあったこの峠をレポートします。
↓↓↓藤峠の場所↓↓↓
通行日 2003年10月11日
走行レポート
※レポート中の写真をクリックすると大きな写真(640×480)が見れます。
こ、これは・・・いったいどうしたというのか・・・
ここまでの行程はどうやら甘い夢を見させる偽りの姿だったようです。。。
しかしここまできて引き返すわけには行かない訳で。
ゆっくりと腰にかけた鞘から、のこぎりとナタを抜く。
しかしこの藪はまだなんとか行けます。
写真では分かりづらいですが一応かすかではありますが道筋が
ありそこは足場がある為比較的容易に進むことができます。
さらに分かりづらいですがここは右カーブしています。
峠までもう少しのはす。
そして旧道取材開始から約50分後、ようやく峠に
たどり着くことが出来ました。
正確には峠はここから50mほど奥のようですが、
写真に写っている松ノ木が印象的なのと、この先はご覧のとおり
深い藪の中なので便宜上ここで(^^;
かつてこの藤峠頂上には清水が湧き出しており、
旅人がこの松ノ木の下で腰を下ろし休んでいたそうです。
いまで休むどころの話ではないですが(汗)
かつての松ノ木
では、先へ進みましょうか・・・ハァ
まわりの山の感じ(と言っても写真では分かりませんが)
からこのあたりが本当の藤峠でしょうか。
藤峠からの眺め
さきほどまでと違ってこのあたりまで来ると藪が「濃い」・・・
払っても払っても絡み付いてくる草や枝
でも戻るのはなぁ。
ますますその濃さを増す植物に半ばヤケになりながら進む。
とそのとき少し遠くで「ガサッ」っと音がしましたが
あまり気にしないで先へ進むと・・・
さっきの音はなんだろう?と思っていると
これまでの沢山すぎるほどの緑の匂いではない匂いが少ししたかと
思ったその瞬間、そこには新しい糞と尿が・・・
こ、これって・・・と考える間もなくその場から動けなくなってしまいました。
まさかこれは「熊」・・・?
つづく
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