国道114号線 旧御輪橋


川俣町大字羽田の国道114号線、女神川にかかる御輪橋は
現在、新旧の橋が現存しています。
その前後区間もあわせてレポートします。




↓↓↓御輪橋の場所↓↓↓
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通行日 2003年5月25日
走行レポート

※レポート中の写真をクリックすると大きな写真(640×480)が見れます。




福島交通「十二杜」バス停、現道と旧道は
このあたりから緩やかに袂を分かちます。
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不自然に並んだ2つの縁石。
外側が現道のもの、ウチ側が旧道のものだと思われます。




徐々に縁石の幅が開いていくと現道と旧道が
はっきりとしてきます。




そのまま旧道を進むと橋が見えてきます。
これが旧御輪橋です。
写真左側に見えるのが新しい御輪橋です。




旧橋は新橋よりも若干低いところを通っています。
欄干の低さも古い橋ならではです。
それにしても年季が入っている石は風合いが立派ですね。
新橋と比べるとその存在感を実感できます。




小さな川を渡っています。
この川の名前は「女神川」・・・のはずです・・・が




旧橋の親柱に取り付けられていた銘板には・・・
「宮川」とありました。あれ・・・??




ちなみにこれは新橋の銘板です。
ちゃんと「女神川」となっていますね・・・
旧橋の竣工から新橋の竣工までの間(44年間)に
川の名前が変わったんでしょうか?




同じR114の橋としては大柿ダムの旧「大柿橋」と使用年数は
偶然にも一致しています。(44年間)
大柿橋の方が4年早く生まれて4年早く寿命を終えました
(ダムに沈むという運命を辿りました)が。
なにはともあれ今後も残して欲しい橋の一つですね。

「御輪橋」(旧) 竣工 1938年(昭和13年)3月

「御輪橋」(新) 竣工 1982年(昭和57年)3月



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