バイク事故記A


その後、ちょっと身体を動かしてみると、結構すぐに起き上がれましたが
後続車が列を成してしまっていたので、何とか交通だけは確保しようと倒れたバイクを
起こそうとしましたが、右手首の異常な痺れとショックでちっとも力が入らず、
倒れたバイクが道路をふさいだままトンネル内の歩道?に倒れるように
座りこんでしまいました。
しかし世の中には親切な方がいるもので、後続車の内の一台の方々が降りてきて
声をかけてくださり、バイクも押してもらい何とかトンネルの外に出ることができました。
相変わらず右手首の痺れは治まりませんでしたが、その方々の配慮で救急車、警察に連絡
までしていただいて、精神的にはだいぶ落ち着いた状態でいることができました。

その後、警察からちょっとした状況を聞かれましたが、自分ではなにが起こったのか
ちっとも分からず(上記の状況も一部その方々の証言が入っています。)あまり
詳しい説明はできませんでしたが、なにはともあれ応急処置で右手首を固定され、
救急車で搬送されることになりました。
救急車に乗ったのはこれで2度目でしたが(一度目は付き添いでしたが・・・)
やはりこればかりは慣れるということはないですね(-_-;)


我が愛車「SR125」驚くほど無傷

病院に到着すると既に夜の8時を回っており、整形外科のお医者様がいないということで
とりあえずレントゲンを撮り待っていると、診察室に呼ばれレントゲンを見せられました。
すると「折れていることは確か」という看護婦さんの診断。
「やはり折れてたか・・・」とは思いましたが、今まで骨折などしたことが無かった
ので、骨折と聞いただけで「すごく痛そう」というイメージがあったのですが、
これが以外に(動かさなければ)痛くない。
多少(痛みの度合いに)拍子抜けしながらその日はとりあえずがっちり固定されて
「明日来て下さい」と言われ、家路につくことに。
家に帰ると案の定「バイクなんて乗るから・・・」と言われましたが、
今となっては時すでに遅し。これから数ヶ月はこのまま固定か・・・と思っていると、
父親がトラックを持っているので三森峠に残して来たバイクを取りに行くことに。
・・・そして無事バイクは我が家に戻ってきたのでした。
しかし、次の日お医者様の口から衝撃的な事実を聞くことに・・・

続く・・・




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