〜新幹線駅舎+白看撮りの旅〜




2003年8月某日、某学会での発表の為に岩手へ行くことになったdark。
これはチャンス!公的に休める!と学会が主体のはずなのに
以前から目論んでいた東北の新幹線駅舎を撮影する旅となった。
こうなると人間、欲が出てくるものでついでに色々なサイト様で見かけていた
白看達にも会いに行こう!と欲張りな計画を立ててしまった。
学会の前日と次の日は強引に休みとして、準備完了。
北東北の旅が始まった・・・





・・・・・・・・・・
一日目
・・・・・・・・・・

友人O氏と待ち合わせてAM7:00、出発となった。
朝から晴天で「学会は明日だし、今日は何処から回ろうかな・・・」と気分も高揚する。
やはり旅はこの出発前の”期待感”がたまらなく好きだ。

とりあえず最初の目的地は「くりこま高原駅」に決めて、のんびり行くことにした。
計画としては今日中に盛岡市に着くことを目標としよう。
本宮インターから高速へ乗る。車中のBGMについて「おお!これ懐かしい!」等々、
ローカルな会話を繰り返しているうちに
あっという間に仙台付近へ到達していたが、ここでアクシデント発生!
というほど大げさなものでは無いが「雨」が降ってきてしまったのだ・・・
今日は雨の予報は無かったのに・・・
最初の目的地にも着かぬうちに雨は予想外だった。
が、「今日はどうせ旧道探索するわけじゃないし、雨もしっとりしていいだろう。」と
とりあえずプラス思考をしてみることにした。




築館ICで降り、少し走るとくりこま高原駅に到着。
この駅は新幹線専用駅で、駅に向かって広大な田圃の中、
一直線に伸びる停車場線と、見えてくる駅舎はまるで
空港のようにも見える。まわりには本当に田畑しか無いが、
こんなにも自然あふれるロケーションが良い。
そしてO氏にはdarkのバイタリティー溢れる?撮影っぷりを
存分に見せつけてやった。
しかしO氏も負けじと撮影し、
しかもその写真を写メールしていた。完敗(?)である。
駅舎撮りでは負けたので、次は白看を探すことにした。
しかしこんなのをいちいち書いていると
延々と続くことになるので割愛。
以後、駅→白看→駅・・・の2本構成で盛岡まで続くことになる。
と、聞いただけでウンザリする読者様もいるかもしれない。
しかし、darkの旅など、毎回こんなものなのだ。
O氏も例外ではなく、さすがにお疲れの様子。
しかし運転の主導権はdarkの手中にあるため
「まだまだいけるぜ!」と強引に連れ回した。
そうして盛岡に到着したのはPM7:00少し前だった。
もっと遅くなるかと思っていたのが、予定よりかなり早く
着いてしまったので、勢い余って
「よし、八戸まで行くか」と言ってしまった。
完全無計画な旅は泊まる場所さえ決めていない為、
どこに行こうが自由なのである。
O氏にはもう少し我慢してもらうことにした。


田圃の中にあるくりこま高原駅
駅裏にある建物がまるで空港の管制塔のように見える。
その正体は駅とは独立した「エポカ21」という多目的施設である。

岩手−青森県境、青岩橋にて
ちなみにこれは白黒画像ではありません(^-^;

八戸に向かう途中、岩手−青森県境では
旧道を選択し進むことに。
なぜかといえば、言うまでも無く白看があるからである。
旧道の青岩橋は街灯が一本も無く、完全に闇に覆われていた。
青森県側にはラブホがあったり街灯が点いていたりしたが・・・
そんな闇の中でヘッドライトに映し出された白看、
←の白看と「青森県」の県境白看である。
これにはO氏も再びヒートアップした様子で、
darkも嫌われずに済んだ。(良かった〜(^-^;)
さらに青森県側に渡りきってから振り返るとそこには
「金田一村」の白看もある。
金田一村は岩手県二戸郡の村だったが
昭和47年には隣接する二戸郡福岡町との合併で
二戸市となっている。
合併によって市町村名が消えてから
実に30年以上もここにあり続けている白看。貴重すぎる。
世の恋人達は隣のラブホに入っていくのだろうが、
どうやらdarkはこの白看達に恋してしまったようであった。
4枚あったので4股である。お見事!w
明日はまた昼頃までに盛岡に戻らなくてはならないので
また明日、戻る途中で寄ることにしよう。
昼の姿を存分に期待しながらこの地を後にした。

余談だが、現道の青岩大橋は東北本線の旧線と同じ場所に
架かっている。その為、橋台は旧線のものを転用している。
もちろんレンガ積みである。



青岩橋を後にして、あとはひたすらR4を北上。
名川町剣吉にてR104に乗り換え八戸市に到着。
すでに時計は10時半になっていた・・・
とりあえず本八戸駅へ来た我々は今日泊まるところを
探さなくてはならなかった。
これが一人の旅であれば最終手段として車中泊もアリなのだが
O氏にそれを強いるのは酷だろう。
と、いうわけでO氏に探させて(爆)市内の
新八温泉なる健康ランドに泊まることにした。
季節は夏、大量の汗をかいているのでゆっくりと汗を流したい。
温泉にも入れるし一石二鳥である。
さて、明日はどこを回ろうかなー・・・ムニャムニャ
(※明日は学会です、本当はいろいろ回るどころじゃありません(笑))
こうして夜は更けていった。


夜の本八戸駅。
さすがに夜も10時を回っていたので人影もまばらだった。





・・・・・・・・・・
二日目
・・・・・・・・・・

八戸の健康ランドにて朝を迎えたdarkとO氏。
今日は学会があるため昼過ぎには盛岡に到着していなければならない。
もちろんその前に寄る所がある。
この旅の目的通り、新幹線駅舎と白看の撮影である。
新幹線駅舎は現在の東北新幹線の終着駅である八戸、そして二戸、いわて沼宮内、そして盛岡駅。
白看は昨日の夜であったあの白看達。
と、いうわけで朝風呂は忘れずに入って(^-^;早速行動を開始した。




足早に八戸駅へ。
「八戸」駅といっても街の中心部からは少し離れており、
中心部は昨日の夜立ち寄った本八戸駅である。
実は1971年までは八戸駅は「尻内駅」、本八戸駅が「八戸駅」
だったのだが・・・まあこれは余談として八戸駅の撮影を終え
次はいよいよ昨日の白看達との再会である。
胸躍らせながら昨日のルートをそっくりそのまま南下する。
昨日は闇の中浮かび上がった白看達に興奮しすぎて
まるでそれが一夜の幻だったのではないか、とさえ思った。
しかし、青岩橋に到着した我々を待っていたのは紛れも無く
時代を超えて現存し続けた白看達だった!
「やったー!」と叫びたい気持ちを抑えて撮影に没頭した。
この白看の森にいつまでも居られたらどんなに幸せだろうか・・・
しかし学会の時間が・・・くそっ!学会め!(T_T)


貴重な白看の宝庫、青岩橋の袂。
このロケーションは堪らない・・・!!

学会会場では変なオブジェがお出迎え。
なんだこりゃ?

泣く泣く白看の森にお別れをしてR4を南下する。
二戸、いわて沼宮内の駅を記録に収める。
途中R4沿いで旧道を見つけたりした。
ものすごく探索したかったのはもちろんだが、やはり時間が・・・
ウダウダしている間に結構時間ギリギリになってしまい、
焦って学会会場へ。
結局会場到着は発表30分前とかなりきわどかった( ̄。 ̄;;
そして無事に発表も終わり、最大の目的は達成したのであった。
これにて一安心!\(^o^)/
会場の皆さん、訳ワカラン発表ですみませなんだm(_ _)m


つづいて盛岡駅の撮影を終え、この時点で東北新幹線の
駅舎撮影は一応の決着を見たのでした。
あとは青森延伸と北海道新幹線を待つだけ(笑)
そしてなんとなく秋田へ向かう。ちなみにこの当時はまだ
あの御方の働くコンビニが何処にあるのかも
分からなかったのでその目的はありませんでした。
が、今なら間違いなく寄ってたな・・・
秋田へ向かう途中もいくつかの新幹線駅や白看と
出会いと別れを繰り返しながら
R46を西進。仙岩トンネルを抜け、
夜の田沢湖でO氏と肝試しをしたりして(笑)秋田へ到着。
さてさて、んでは今日の寝床もO氏に探して
もらおうか(´ー`)y-oO
すっかりO氏に頼りっきり、いやーすんませんでした。
と、いうわけで程なくしてまたしても健康ランドになり、
めでたく温泉付きの宿になったのでありました。
明日はあっという間の最終日、残りの駅を撮り終えたら
帰途に着かなくてはならない。
「帰る」のがまた一苦労なのですがね(汗)
そんなことを考えている内に睡魔が・・・zzz



夜の仙岩トンネル(ピンボケですが)
秋田県に突入。





・・・・・・・・・・
三日目
・・・・・・・・・・

つづいて三日目も健康ランドで朝を迎えた。
今日はどうも雲行きが怪しい、いまにも雨が来そうなどんよりとした曇り空の下、
O氏と共に健康ランドを出発した(もちろん朝風呂入りました←しつこい)
今日の予定は広大な干拓事業で誕生した大潟村を訪ね、
秋田新幹線の駅舎の撮影も兼ねて再びR46を東進、
盛岡から東北自動車道で帰路に着く、という計画を立てた。




AM7:30に健康ランドを出発したdarkとO氏は一路大潟村へ。
秋田市内はR7を利用して北上、追分駅前付近から
大潟・男鹿方面へのショートカットを利用する。
その道と県道が出会う地点にある「道の駅てんのう」に
なにやらタワー状の建物が・・・時間も押していたので
寄らなかったが、アレが道の駅本体だったのか?
後日調べてみると「天王スカイタワー」と称する
地上59.8mある展望施設だそうな。
やはり登ってみるべきだったかな・・・と後で後悔(TдT;
まもなくR101に合流し、途中から「県道男鹿・八竜線」に入ると
いよいよ大潟村だ!


「道の駅てんのう」にある天王スカイタワー。
天王町(現:潟上市)のシンボルになっているらしい。

男鹿・琴丘線での1コマ。
ほ・北海道?

八郎潟調整池を越えるとそこはもう大潟村。
およそ本州とは思えないような爆裂直線道路がどこまでも
続いている!うわー、凄い直線!ついついスピードが出る出る(^_^;
この大潟村、昭和39年に八郎潟の干拓完了によって生まれた
新しい村で、八郎潟のおよそ75%が干拓されたそうだ。
その八郎潟自体も日本で2番目に広い湖だったというから
そこを干拓するということは相当な苦労があったんだろうなーと思う。
とりあえず村役場を見学(?)して近くにある「大潟村干拓博物館」へ。
中には干拓の歴史や作業員達の生活を紹介するジオラマや
なんだかとてつもなく熱い男達の実寸代の人形などが
展示してあった。
この男達を見て心が熱くならない人などいるのだろうか!?
(さらになぜかレトロな「ボンカレー」のパッケージが紹介されていたw)

大潟村(資料館)でゆっくりしていたら予定の時間を
過ぎてしまったので、急いで残る新幹線の駅舎撮影にかかる。
秋田・大曲・角館・そして田沢湖と一気に回る。
(大曲ではちょうど花火大会の混雑に巻き込まれて散々でした)
そうして予定していた駅舎を全て写真に収め、最後に向かった
目的地はここ→仙岩道路資料館。
(現在は仙岩情報ステーション)
ここには仙岩道路(R46)に関する様々な資料が展示してあり
自由に見学することができるようになっている。
なかでも貴重なのが仙岩道路工事に関する映像でしょう!
ルート選定、工事風景、旧道の現状(当時)などを事細かに
ドキュメンタリー形式で伝えており、大変興味深い。
そしてその映像の中には旧仙岩道路に立つ白看の姿も・・・
darkすっかりご満悦により閉館時間を過ぎるも
なおも資料を見続けてしまった。管理人の方、
スミマセンでしたm(_ _)m
これで全ての予定が終わった・・・
あとは安全運転で帰路に着くだけである。
我々は再び盛岡へ向かった・・・


最後の目的地、仙岩道路資料館。
やはりここに寄らなくてはね!

帰り、盛岡にてO氏の提案で
「せっかくだから」
ということで焼肉&冷麺を食した。

「最高ですかー?」
「ううっ、冷麺最高でーす!!」

となったのは言うまでも無い。



・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・





戻る

トップへ戻る