県道36号 小野富岡線

ダム建設区間 その4
4地点〜5地点(発破地点川内側)



県道36号線の富岡渓谷の区間にダム建設が進んでいます。
現在ではダム水没予定地をまたぐように新道が開通しており、
最近、その開通を待ったようにダム建設が開始されました。
それにあたってその水没予定地にあたる旧道区間をレポートします。
水没予定ですので普段より詳しくレポートしてみたいと思います。


※おことわり
調査は早朝など、工事時間をずらすなど、
工事関係者に極力迷惑がかからない様行っていますが、
この旧道区間は本来全面通行止めであり、また時間帯により発破作業なども
行われていますので、進入は非常に危険です。
絶対に進入しないで下さい。




↓↓↓ダム建設区間はこのあたりです↓↓↓
mapion


上の地図では旧道の表記になっているうえ、
写真だけでは少し分かりづらいので大体の地図を描いてみました。
(地図中の青い線は川、点線は通行止めゲートです)
この地図、距離や位置関係、線形など結構適当なのであくまで参考ということで・・・
一応、説明の中には作成した地図の番号などを交えながらコメントをつけています。


通行日 2003年3月16日、23日
走行レポート



※レポート中の写真をクリックすると大きな写真(640×480)が見れます。




さて、それではこちらも柵の向こうを見てみましょう。
柵の内側から振り返って撮った写真です。




山の斜面などから切り出した木が道路の両脇に置かれています。
右側に川がながれていますが、そちら側の斜面はもうほとんど丸裸になっています。




まだ工事の方々が「落石」に注意する必要があるので
重要(?)な標識ですね。




先の方に旧道と旧旧道の分岐が見えてきました。




分岐点です。
旧道は右の橋(C地点)で川を渡って行きますが、
旧旧道は直進で山沿い(D地点)に進みます。

旧道から行く    旧旧道から行く






















旧道の橋の上から見た旧道と旧旧道の接続部分です。
一番上が現在の旧旧道への連絡路でその下が元々の旧旧道の線形だと思われます。
元々旧旧道は現在の位置よりも低い位置を通っていたようです。
旧道の橋をつなげるのに地面の高さを上げたのでしょう。




旧道の橋の上を進みます。
左側に見えるガードレールは旧旧道のものです。





旧旧道には切り出された木材がうず高く積まれています。
しかしよーく見ると写真中央付近になにやら青いものが・・・
あれは間違いなく県道標識ですね。
この区間(4〜5地点)唯一の県道標識です。




旧道からのショットです。
新道、旧道、旧旧道を一気に見るこが出来ます。
手前のガードレールが旧道、その上が旧旧道、もちろん一番上は新道で、
見えるトンネルはおそらく「与市ヶ平トンネル」富岡側坑口でしょう。




旧道は山に突き当たって右にカーブしていきます。
つきあたりが旧旧道との合流地点です。
丁度そこが発破待避所になっているようです。
ここについては旧道の線形のほうが旧旧道のそれよりも
カーブが多く、無理な線形ですね。

先に進む      旧旧道も見る





















旧旧道分岐直後です。
この後大きく右にカーブしていきます。
・・・がカーブの先は




写真のように切り出した木の置き場になっていました。
でこれは反対側から回り込んで木材の内側に来たところです。
写真奥に見えるガードレールが旧旧道のものです。




左向け左!をすると、旧道の橋が見えます。




またまた左向け左!をすると発破用の火薬庫と防火設備があります。
旧旧道は色々と設備やら木材やらが置かれてお疲れ様です。
旧道の橋との合流点が奥に見えます。




発破用火薬庫の防火設備・・・にしては貧弱な気がしないでもないです^^;;

先に進む     旧道も見る






















旧道と旧旧道の合流後です。




少し行くと奥の方になにやら見たことがある橋が見えてきました。
B地点の橋です。




再びゲートにてシャットアウトです。
しかしここまで来て引き下がれませんね。
発破地点間近です。




この部分にはダムの堰を作るに当たって川の水を逃がしてやる必要があるため
水路が建設され、水は白い建造物の中へ吸い込まれていっています。




そこを曲がると・・・発破地点の反対側に着きました。(5地点)
こちら側は水没する為か大きな岩が片付けられずにそのままになっています。




その岩、かなりでかいです。
我が携帯と比べてもこのでかさ・・・




その5へ続く


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