国道49号線 上戸トンネル 旧道



R49猪苗代町の上戸地区は猪苗代湖に面しており、旧国道(と思われる)は湖畔に突き出した
山を迂回するように通っていました。
現国道ではそこをこのトンネルでバイパスするように通っています。





↓↓↓上戸トンネルの場所↓↓↓
mapion

通行日
2003年5月5日
走行レポート


※レポート中の写真をクリックすると大きな写真(640×480)が見れます。


現道と旧道の位置づけはこちらの概略図をご覧下さい。




1 地点
R49を西進すると南に県道6号を分岐するところ、湊志田地区で
旧道と「思われる」道が集落内へと折れて行きます。
GSが目印。




生活道路として使われている旧道、にしてはなにらや
路面がボコボコ(^^;




2 地点
そのまま行くとすぐに現道に合流する方向が舗装されていますが、
ここは線形から言って正面がクサイ。




未舗装の荒れた路面が続いていますが
道幅が広いことから旧道はやはりこっちなのかもしれません。
それにここが旧国道であれば未舗装のほうが、その可能性が高いのです。
(理由は後述)




3 地点
まもなく現道へ合流します、トラックが写っているところが国道。
ここに昭和天皇・皇后様が植樹されたとの碑があります。
(写真にマウスを乗せると見れます)




4 地点
そしてトンネル脇へ合流。
つづいて正面の標識があるところへ向かいます。




上戸トンネル東側坑口です。
コンクリの素っ気無い、しかも短いトンネルです。
現在は無論、舗装されていますが、「山形の廃道」様の
全国隧道リストによれば竣工からしばらくは未舗装だったことが分かります。
トンネル内が未舗装ということは当然前後の道も未舗装だったということですよね。

「上戸トンネル」 竣工 1967年1月 延長 92.5m




さて、トンネル脇の道に入って行きます。
ここにはトンネルの竣工記念の碑があります。
(写真にマウスを乗せると見れます)




5 地点
旧道の脇には昭和37年に建設された新安積疎水の取水口があります。




6 地点
旧道はというと遊歩道として真ん中だけ舗装された路面が続いています。
遊歩道にしては厳重な法面処理と落石防護ネットが物々しいですが。
元々この部分はそういったものが頻発していたのかもしれませんね。
湖と山の間にはこれしか隙間が無く、一級国道としての交通には難儀したことでしょう。





7 地点
すぐに現道に合流して終了です。
と、いうか旧道と思われる線形は概略図の通り、この先も
少しばかり続いているようでしたが、その部分は割愛します(^^;





旧道から見た猪苗代湖。
遠く会津若松市の湊地区の方向を望みます。




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