国道288号線 安心橋&紅葉橋 旧道
国道288号線は双葉郡双葉町内の国道6号線から郡山市内の国道4号線までを結んでいます。
安心橋と紅葉橋は双葉郡大熊町にあり、その名の通り非常に快適で「安心」な道となっています。
このあたりは線形改良が盛んに行われた地区で、この安心橋も従来の山沿いの道から
落石等の危険回避などを目的に作られたものと思われます。
↓↓↓安心橋の場所↓↓↓
通行日 2003年3月23日
走行レポート
※レポート中の写真をクリックすると大きな写真(640×480)が見れます。
詳細地図はこちら
R288安心橋です。ご覧のような快適な2車線道で「安心」です(^^;
ここは橋が2連続になっており、向こう側は紅葉橋となっています。
さて今回の目的はそのちょっと右側に見える待避所と斜めについているガードレール。
近づいて見ましょう。
「安心橋」 竣工 昭和62年12月
近づくと奥にガードレールがあるのが分かります。
1地点
藪の中に橋台のようなものが見え、奥に続く道が見えます。
橋は落とされ、親柱などは失われているので詳細は不明ですが、
これが旧安心橋の跡と思われます。
というわけでこちらから旧道へのアプローチはできないので
安心橋を渡って反対側に回ります。
2地点
反対側に来ました。
紅葉橋のたもとから旧道に入ってみましょう。
こちらにもガードレールがありますね。
入るといきなりこんな状態で、かなり荒れていました。
道のほとんどが植物の侵食を受けています。
調査した時期が3月ということもあり植物の勢いは無いので
見通しは良いですが(^^;
少し進むとこ〜んな大きい落石が!
人の手が入らないとこれほど荒れてしまうのか・・・
やはり旧道化後16年で自然は着実に回復しつつあります。
さらに進むと路面いっぱいに枯れ草が覆い、しかも雪解け水?で
川が出来ており、その水を吸って厄介な状態になっています。
3地点
上の写真から少し行ったところから旧橋方向を見ています。
ガードレールも落ちてしまっていますし、道の真ん中に木が生えていて
荒れ放題です。
写真のように落石防護ネットは落ち、また路面がグチャグチャで柔らかく、靴が埋まってしまう
ほど路面は荒れています。この先すぐに旧橋の袂にぶつかって旧道区間は終了です。
長靴があれば先に進むのは容易ですね(^-^)
帰宅後直ぐに長靴を購入したのは言うまでもありません(笑)
それにしても現在の安心橋を作ったのが良く分かるような、
現道時代は非常に「不安」な道だったのでしょうね(--;)
4地点
戻る時の様子。藪に隠れているのが安心橋。
元々の線形はこの後現道と一度交差した後再合流するような
線形だったようです。
5地点
その再合流地点。藪の中にガードレールが見えます。
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