県道6号線 多田野トンネル 旧道

県道6号線多田野トンネルは三森峠の改良事業として
平成3年11月に開通した三森トンネルの郡山側に開通した全長293mのトンネルです。
これによって峠の郡山側にあったヘアピン1つ+無数の屈曲が解消されました。
開通から一夜明けた'05年12月4日、さっそくできたてホヤホヤ(?)の
旧道探索をしてきました(^_^;





↓↓↓多田野トンネルの場所↓↓↓
mapion
※まだトンネルは書かれていません。

通行日
2005/12/04

走行レポート


※レポート中の写真をクリックすると大きな写真(640×480)が見れます。



マピオン地図に反映されていないため新道の略図を作ってみました。
三森トンネルの東側、多田野トンネル周辺です。
今回開通した区間は図の緑実線部分。
多田野トンネルと多田野大橋で山と谷を越えてヘアピン上部へ
接続しています。現在建設中の新道とも繋がると三森から
ヘアピンが消え去ることになります。
今回レポートする区間は緑実線にバイパスされた部分です。




多田野トンネル湖南(三森トンネル)側です。
トンネルへは桟橋にて連絡しており、
この先の新道区間も大部分が多田野トンネルと多田野大橋で
構成されています。




桟橋上から振り返ると巨大な法面と駐車場があります。
(この駐車場は元旧道の道床です)
ここは大規模に山を切り崩して線形を直線に近づけたんですね。
(写真にマウスを乗せると大体の線形と山が表示されます)




新道・桟橋上のカーブ外側には蛍光灯がくくりつけられてました。
普通はデリネータ(反射板)だけのような気がしますが・・・




桟橋上から望む旧道。
ガードレールが二手に分かれていますが、
上側がトンネル+桟橋開通後の一時的な付替路で
下側は本来の旧道の線形に近いものです。




多田野トンネル湖南側坑口です。
一切の装飾が無いシンプルな作りになっています。
郡山側近くは内部でカーブ(結構きつい?)しており、
こちら側からだと長い下り坂になるので速度注意!




さて、旧道は坑口の前で直角に交わっています。
昨日は車で通過したこの道も簡易なゲートで閉じられています。
旧道に入ると足跡の無い雪はここが旧道になってしまったことを
感じさせます。




振り返ると旧道と新道の取り付け部分の全貌が。
写真左奥がスタート地点。
大規模に山が切り取られているのが分かるでしょうか。




旧道を進む。
途中にあった工事中の看板によればまだ
工事は続いているようで、この旧道もそれまでは役目を
果たすこともありそうですね。




上から見た下のヘアピンカーブ(ここ)です。
車がぞくぞくと登って来るのが見えます。
このヘアピンが消える日も近い・・・





旧道の風景。
今はまだ旧道化まもないので現役そのもののようですが
将来が楽しみ(?)ですね(^-^;




そして上段のヘアピンに到着です。
立派な多田野大橋がお出迎え。
例によって新道を走る車からの視線が痛いですw




ヘアピンの外側にあった工事用道路の入り口部分。
現在はゲートの先はと言うと右写真の通り、
スッパリと道が切れており、深い崖が目前に・・・




少し視線を移すと視界に映し出されるのは
立派な橋脚2基を備えた多田野大橋の全景です。
地面まではそこそこの高度差があり、地形を無視して一気に
谷を跨いでいます。




新道を再合流して旧道区間は終了です。
新道はさらにこの場所から南側に伸び、残るヘアピンも解消される
予定ですが、工事してる気配が無いです(汗)
いったいいつ出来ることやら・・・

以上、多田野トンネル旧道&新道構造物紹介でしたm(_ _)m




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