国道252号線 川口トンネル 旧道
川口トンネルは国道252号線大沼郡金山町の中心部、川口にあるトンネルです。
旧道は生活道路として機能していました。
↓↓↓川口トンネルの場所↓↓↓
(地図にはトンネルの表記がありません)
通行日 2003年7月6日
走行レポート
※レポート中の写真をクリックすると大きな写真(640×480)が見れます。
只見線の会津川口駅からR252を西に向かうとすぐに
写真の川口橋で野尻川を渡り、そのまま川口トンネルに吸い込まれていきます。
この橋の南側(写真左側)を見ると
現在はガードレールが付いていますが
対岸に旧橋の橋台と旧道が見えます。
向こう側はガードレールではなく、ただの柵のようです。
旧道敷きは民家やらなにやらの駐車場になっているようですね。
そして対岸。
旧道は橋を渡ったこの場所から進路を右へ90°変えて
トンネルの方へ。
川口トンネル。
特に代わり映えのしない機能性重視のコンクリのトンネルです。
延長は短く、トンネル内がカーブしているものの向こう側が見えています。
「川口トンネル」 竣工 1990年10月 延長 206m
旧道はトンネル前を横切って向こうへ続いています。
鎖のゲートがあって徒歩や自転車以外は入れないようになっていました。
トンネルを抜けて反対側から旧道へ向かいます。
トンネルを抜けた直後、分岐があります。
分岐から入ると旧道沿いには民家が立ち並んでいて
完全に生活道路と化していました。
旧道から北側(写真左側)には只見川、東側(写真正面)には野尻川。
ここは野尻川が只見川に注ぐ川の合流点なのです。
その地形に沿うように旧道は右カーブしていきます。
植物の絡まった国道標識が残っていました。
「急カーブ スピード注意」の看板があります。
やはりこの道がトンネルで改良されたのは、
旧道から旧橋への90°の直角カーブがネックだったのでしょう。
民家が途切れるとあとはトンネル前へ続くのみです。
苔むしたコンクリ壁が旧道に味を出します。
そしてトンネル前へ合流して終了です。
自転車、歩行者は橋の下を通れるようになっているようでした。
(完)