バイク事故記D


さて、いよいよ手術話です。
・・・が手術は全身麻酔で行うことに決めていたので、もちろん手術中のことは覚えていませんが(^^;)
おばちゃんパワーで精神的回復を受けた後は、しばらく(数時間)の空きがあったので
ぼんやりと天井をながめていました。
そういえば入院なんてするのは初めてだし、ましてや手術なんて初体験だったので
「いったいこれからどうなるのか?」とか色々考えてしまいました。
実は今回の手術についてのお話がお医者様からあった時に、

「この手術でも骨が元の状態に戻らない時は骨折部分を切開して骨を直に整形して
元に戻す必要がある。」

ということを聞いていたので、
「切開か・・・切ったら痛いだろうなー、でも切らないとダメだったら・・・でも痛いだろうし・・・(繰り返し)」
とぐるぐると永久循環的な考えを巡らせていました(--;)
結構そんなことを思っていると時間というものはすぐに過ぎるもので、看護士さんが来て
「じゃあ、行きますか」
との言葉に
「どうか逝きませんように・・・」
と願いつつ(逝くわけはないんですが^^;;)ベッドごと(!)ガラガラ・・・と手術室に向かって
運ばれて行きました。
なんかベッドで運ばれると廊下を歩っている他の患者さんの視線が気になります。
「俺はこれから手術するんだ!」
って言ってるみたいでなんだか不思議な感覚でした。。。

そうこうしているうちに廊下→エレベーター→自動ドアとほとんど天井しか見えないベッドの上でも
明らかに病室等とは違う”領域”に入って行くのが分かりました。
そしてついに手術室のようなところにたどり着きました。
まあ、できればたどり着きたくない場所ではありますが。

お医者様も看護士さんもみんな白衣にマスクをかけて手を上向きにしたポーズをしており、
手術開始直前の予感がひしひしと伝わって来ました。(まあ、ドラマなんかでよくある「あれ」ですね)
続いて右手付け根(肩〜右胸付近まで)から指先までの消毒液の塗布、これがなんとも
「ぬるい」んです(^^;;) ヒヤッとするのかと思えば(--;)
で、そちらに気をとられていて説明をあまり聞いてなかったんですが、どうやら麻酔をかけ始めるみたいで
針をプスっと刺されて
「眠くなりますよ〜」
と聞いたのか聞かないのか分からないうちにどうやら即効で効いてしまったようです。
後はなんとも分からない内に手術は進行していったようです・・・
麻酔は初体験でしたがあの感覚は不思議な感覚ですね・・・よく
「看護士さんの声が遠くなっていく感じ」と聞いていたんですが、確かにそんな感覚に近いかもしれません。
ただアレは体験してみないとなんとも表現しづらいですが、事が事だけに・・・(^^;)
(みなさんはできるだけ体験しないよう気をつけましょう)

・・・そして目を覚ますと病室にいました。
夕方で夕日が差し込んでいた病室はすっかり暗くなっていましたが、病室の中で自分の場所だけは
明かりがつけられており、見舞いが自分の顔を覗き込んでいる、というおなじみ?のシチュエーションでした。
そして自分の右腕にがっちりと取り付けられた固定具。
この後この機械と2ヶ月余りをすごすことになります。
「よろしく固定具さん、治るまでしっかりと手首を支えて下さい。」
と思ったかどうかは定かではありません。(^^;)

続く・・・




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